頭がいい子が育つ家庭の8つの習慣【オンライン座談会に参加】

お世話になっている日経BP社様にお声がけいただき
書籍『頭がいい子が育つ家庭の8つの習慣』についてのオンライン座談会に参加させていただきました。
頭がいい子が育つ家庭の8つの習慣
2020年7月に発売された日経BP社の『「頭がいい子」が育つ家庭の8つの習慣』。
■目次
プロローグ:「勉強しなさい!」よりも大切な親の関わり方 …お茶の水女子大学名誉教授 内田伸子さん
習慣1:自由な遊びと体験で「想像力」を伸ばす …生物学者・青山学院大学教授 福岡伸一さん
習慣2:子どもの「やりたい」気持ちを止めない …タレント 髙田万由子さん
習慣3:正解を与えない …ロザン 宇治原史規さん
習慣4:子ども自身に考えさせ、決めさせる ~非認知能力を高める~ …「全米最優秀女子」の母 ボーク重子さん
習慣5:親も一緒に成長する …マザーネット社長 上田理恵子さん
習慣6:「熱中体験」で地頭のいい子を育てる …脳科学者 茂木健一郎さん
習慣7:教育はリビングの本棚から始める …サイエンス作家・YES インターナショナルスクール校長 竹内薫さん
習慣8:なんで?の繰り返しで理系思考を育てる …東京大学教授 西成活裕さん
著名人が経験談から語る内容になっています。
やはり実体験からの意見は心に響くものがありますね。
書籍の内容
新型コロナの影響で家庭教育の重要性が増している中、わが子の可能性を伸ばすために、親が家庭でできることは何かを問いかけている本です。
発達心理学・保育学の専門家でお茶の水女子大学教授の内田伸子さん、
生物学者の福岡伸一さん、脳科学者の茂木健一郎さんらに取材されています。
『頭がいい子』と聞くとわかりやすく『学力』をイメージしがちですが、
従来の詰め込み型教育とは自由な遊びと体験を重視し、子ども自身のやる気や想像力を育む教育方針を重視していると感じます。
これからの予測不可能な時代・未来を生き抜く力を子どもに身に着けてあげたい、伸ばすために働きかけたいと考える親にとって参考になる本です。
オンライン座談会の様子は3回に分けて掲載していただいています。
子育てはいつもどこか不安。子育てに自信がない。
我が家に2人の娘がいますが、
今のところ習い事は運動系やピアノのみ。
塾や学習系の習い事にも通っていませんし、
宿題のチェックも私からは積極的にしておらず、子どもに質問されたことには答える、
わからなかったところは都度聞いてね、というどちらかというと親は『待ち』の受け身スタイル。
積極的に働きかけて、いわゆる『頭がいい子』が育つ家庭がやっているようなことは、
ほとんど出来ていないのではないか、
大したことはしてあげられていないのではないか、という気持ちも
子育てはどこかいつも手探りで、自分の子育てに自信を持っているとは言えません。
特に上の子の場合は親も初めての経験が多く、
戸惑い、迷うときにもあります。
親も初めてのことだから迷ったりすることは当たり前だし、
子育てには正解はないのかもしれませんが、子どものこととなると
自分のこと以上に気になりますよね。
本を読み、座談会に参加するまでは不安な気持ちもありました。
子どもに幸せになって欲しい親の思いは同じ
本を読んでみると、
『学校形式の詰め込み型の勉強』という括りに限らず
「意欲」「想像力」「探求心」など
『子どもの地頭』を良くする、『考える力を養う』という点に重きをおいており、
参考になる内容・ヒントが多く書かれていました。
書籍では、脳科学者の茂木健一郎さんや高田真由子さん、生物学者の福岡伸一さんなど、
9人の著名人が親と子のかかわり方を紹介されています。
中には我が家でも実践していることも書かれており、
何気なく実践していたことではあったものの、間違っていないよ、
色々な子育てがあっていいんだよ、と子育ての諸先輩方のメッセージを受け取ったように感じました。
子育てをしていると毎日色々なことが起きて大切なこと、大きな目標を忘れがちになります。
子育てにはゴールはないかもしれません。
座談会に参加したメンバーは皆異なる環境でしたが、
子どもの年齢や住む地域が違って学習環境や日々の悩みや迷いは異なっても
目指すゴール・目標は「子どもが自力で生きていくことができる人」になって欲しいという想いは皆共通だと感じました。
そのために親として出来ることをしていきたいですね。