会社を退職するときの手続きは?必要書類を解説します

退職を考えたとき、どんな手続きが必要で
どう会社に伝えたらいいのか、悩みますよね。
退職前後では色々な手続きが発生します。
面倒なことではありますが、
手続きを怠ると損をする
お金が出てきますので漏れなくやっていきましょう!
会社と円満に退職の話を進めるコツもお伝えしていきます。
目次
健康保険
退職後はご主人の扶養に入るという方は、
退職する自分の会社への対応だけではなく、
ご主人の会社に扶養親族が増えるのに伴う対応もしてもらいましょう。
年金
会社員時代は年金も税金も会社の給与から天引きされていたため、
意識していない方も多いのではないでしょうか?
健康保険と同様、ご主人の扶養に入る場合はご主人の会社にも
手続きが必要になりますので、併せて手続きをしてもらいましょう。
退職届・退職願い
これは会社によって規定が異なると思います。
私の場合ですが、
直属の上司に退職の意思があることを口頭で伝え、
退職の時期を相談の上、決定。
退職までの時期が近づいてきたら退職願いを書面にて提出。
退職の約1カ月前に社内に開示する。
約1カ月かけて後任に引き継ぎつつ、社内外へ挨拶。
の流れでした。
退職の理由は人それぞれですが、円満に退職するに越したことはないですよね^^
上司に退職の意思を伝えるときには、
退職の理由や今後の人生プランまで話せるとスムーズで円満に話しが進みましたよ☆
有給のルール・有給消化の段取り
退職までに時間がない人は
有給を消化できずに退職する人も多いのではないでしょうか。
有給を使いにくいのには色々な理由があります。
社風、職場環境、周りへの配慮・・・
有給休暇は「休暇を与えなければいけない」制度のため、
会社が有給を買い上げて社員に支払うことは労働基準法で違法となります。
私の場合は1年以上前から退職を考えていたので、
1年かけて有給を段取り良く少しづつ消化し、有給をたくさん残して退職、
ということはありませんでした(それでも余りました)。
退職を考えたら、その時期と有給の消化は段取り良く検討していきましょう^^
退職金の金額を確認しておく
退職金に関しての就労規則は早い段階から確認しておきましょう。
驚くことに退職金なしの企業は多く、
4社に1社は退職金の制度がないというデータもあります。
(厚生労働省「就労条件総合調査」より)
退職金は当たり前にもらえると思っている人にはショックなデータですよね。
就労規則には記載されていますので、確認してみてくださいね。
クレジットカードを作っておく
これはあくまで必要な人だけですが、
退職したあとにどのような立場になるかによっては
クレジットカード会社の審査が難しい場合があります。
クレジットカードは「信用」で発行が左右されるものなので。
もし、必要があれば退職の前に作っておくことを頭に入れておいてもいいかも。
私物の整理
長く勤めていればいるほど、思う以上に私物って溜っていませんか?^^;
会社のデスクに私物なぞほとんどない!と思っていた私ですが、
出てくる出てくる・・・苦笑
お菓子に可愛いメモ帳、コーヒーにマグカップ、
急な来客時に着るスーツのジャケット・・・
最終日に近づくにつれて持ち帰るものが増えてきます。
最終日に花束をいただいたら、手が塞がってしまいますよ!!
不要なものは早めに処分するか、持ち帰りましょう★不要な書類・ファイルの廃棄
今はほとんどマニュアルも電子化されていて、紙ベースでは
少なくなっている会社・人も多いと思います。
紙ベースだけではなく、
自分が退職したあとに使わないオンライン上の書類関連も
段取りよく、不要なものは破棄して
立つ鳥跡を濁さず、スッキリと引き継げるといいですね。
退職時に渡すお礼の品・ご挨拶の言葉
退職で送別される際には、
送別の品や花束をいただく人も多いのではないでしょうか?
退職するときには今までお世話になった人たちに
感謝の気持ちを込めてお礼の品を渡す人も多いと思います。
異動や退職でバタバタする年度末などは、
準備が遅いと間に合わないことがありますので、
1カ月前には準備を始めると良いですよ。送別の品でおススメなものをまとめていますので、こちらの記事もどうぞ。
まとめ・時系列順・退職までの段取り
いかがでしたか?
時系列で段取りをまとめると、
(退職までのカウントダウン)
カッコ内の時期は円満でスムーズに段取りを進めやすい時期です。
・退職願いを会社に提出する(6か月前~1カ月前)
・退職金・有給・手続き関連を調べ関係各所へ対応する(1年~2カ月前)
・関係者へのお礼の品準備(1カ月前~)
・退職関連手続き書類を会社に提出・社章返却等(1カ月前~)
・私物を持ち帰る・不要書類の破棄(2か月前~)
・退職時の挨拶の言葉(1カ月前~)
となります。
イメージが出来たでしょうか?
スムーズに円満退職して、
自分も気持ちよく次のステージに進みましょう!